だい いちわ


1 名前: 以 下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/10/22(土) 20:13:43 ID:94//AjH80

編集長「で、企画書はできたのか?」
( ^ω^)「はいだお、とっておきの企画だお」
僕は鞄から用意してた企画書を取り出す
それを編集長はマジマジと見始めた
( ^ω^)「どうだお?いろんなブーンを特集する番組だお」
編集長「・・・ふざけんなよ!」
企画書を僕に向かって投げつける
(;^ω^)「な、なにがいけないんだお」
編集長「お前のことだからくだらない企画だろうとは思ってた」
そう言って編集長は色々な企画書を取り出した
編集長「この中から企画選んで取材してこい」

11 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:19:09 ID:94//AjH80

( ^ω^)「企画・・・色々あるお・・・」
僕は机にズラッと置かれた企画書を見る
何々・・・ってあまりグッとくるものがないお・・・
しょうがないからこのVIPの漢大会でも・・・ん?これは・・・

【謎の呪われた館特集】


( ^ω^)「・・・・・・・」

編集長「お、内藤。お前これやりたいのか?」
( ^ω^)「なんとなく目移りしてしまったお」
編集長「・・・よし!!お前にここの取材は任せた!!」
( ^ω^)「へっ?」
編集長「よし!!早速メンツ募って取材へいけ!!」
(;^ω^)「いや・・・あ、わかりました」

13 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:26:18 ID:94//AjH80

( ^ω^)「と、言うわけでこのメンツで取材へ行くお」
(,,゚Д゚)「ってことは・・・呪われた館の特集なのか!?
     俺怖いの苦手なんだよなぁ・・・・」
この男はギコ、カメラマンとしてはとても優秀な男だ
(*゚ー゚)「ま、そう言わずに・・・頑張りましょうよ」
この美女はしぃ、結構売れてる女優だお
ξ゚听)ξ「ちょっと、何かあったら責任とりなさいよ!!」
ツン、口はキツいが魅力的な人・・・僕の惚れている女。
担当は医療やらメイクやら色々やってくれる
('A`)「なんだよ・・・・楽しいところにつれていってくれるって聞いたのに
   呪いの館への旅行かよ」
そしてこいつは毒男、元コソ泥の腕は僕も人目置いてるお
( ^ω^)「落ち着いてほしいお。きっと楽しい取材になるお!」

22 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:32:28 ID:94//AjH80

喉かだった風景はいつのまにか山の中に変わってたお
そして向こうには例の呪われた館が見えてくる
( ^ω^)「見えてきたお。皆準備しててほしいお」
(,,゚Д゚)「う、うぅ・・・おえぇぇぇ!」
('A`)「こいつ緊張のあまりに吐きやがったぞ」
ギコは身を乗り出して窓の外から汚物を吐きだした
(,,゚Д゚)「な、なんか・・・すごい寒気がする・・・」
(;^ω^)「だ、大丈夫かお?もうすぐ着くからしっかりするお」
ξ゚听)ξ「呪いの影響・・・だったりね。」
( ^ω^)「バカ言うんじゃないお。呪いなんてあるわけないお」

23 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:35:44 ID:94//AjH80

( ^ω^)「着いたお」
目の前には遠くからでは予想できないほどでかい建物がそびえ立っていたお
(,,゚Д゚)「なな・・・なんか薄気味悪くないか?」
ξ゚听)ξ「何怖がってるのよ!!男でしょ!!」
(*゚ー゚)「頑張ってください。ほら、肩に・・・」
(,,゚Д゚)「え?あ、ありがとう!やっぱしぃちゃんは優しいウプッ」
(*゚ー゚)「吐かないでくださいね?」
(,,゚Д゚)「は、はい・・・」
( ^ω^)「さぁ。荷物を持って館に入るお!」

27 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:40:20 ID:94//AjH80

( ^ω^)「よし、入るお」

ガチャ、ガチャガチャ
(;^ω^)「カギがかかってるお」
ξ゚听)ξ「ば、ばか!事前にカギをもらっときなさいよ!!」
(;^ω^)「廃墟だから空いてると思ってたお」
ウォォォーン
(,,゚Д゚)「や、野犬の声だ・・・帰るか入るのかどうすんだよ!!」
( ^ω^)「こうなったらこじあけるお!!」
('A`)「まぁ待ちな」
毒男は僕を押しのけて扉の鍵穴に針金のようなものでいじくり始めた
カチャッ
('A`)「さぁ、さっさと入んな」
( ^ω^)「毒男ナイスだお!つれてきて正解だったお!」
僕らは館に集団で入り込んだ

28 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:48:27 ID:94//AjH80

(*゚ー゚)「・・・カビくさい」
中は埃とカビ臭い匂いで充満していた
('A`)「まさに誰も使っていない・・・って感じだな」
( ^ω^)「さぁ。さっさと始めるお」
ξ゚听)ξ「ギコ君。カメラ持って!」
( ^ω^)「3・・・2・・・1、スターッ!」
(*゚ー゚)「私は今ちょうど噂の呪いの館に踏み込んだところです」
収録が開始された、順調に撮影は続けられた
(*゚ー゚)「この屋敷にはフレスコが沢山かざられてあって」
フレスコ・・・記念に家に持って帰ろうかお・・・
(*゚ー゚)「フレスコと言うのは塗りたてのしっくいに色をつけると言う」
ガチャッ
( ^ω^)「?毒男今何かしたかお」
('A`)「俺は何も・・・外に誰かいるのかな?ちょっと見てくる」
ガチャ、ガチャガチャ
('A`)「ありゃ・・・?開かねぇ?どうなってんだ?」

29 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 20:58:59 ID:94//AjH80

ガタ
( ^ω^)「???」
ガドドドド
( ^ω^)「うわぁぁ!!!」
・・・・・・・・・・・・・
( ^ω^)「・・・皆無事かお?」
ξ゚听)ξ「大丈夫・・・だけど玄関が埋まっちゃったわね」
玄関は崩れた天井で埋まってしまった
(,,゚Д゚)「ど、どうすんだよ・・・出られなくなっちまったじゃねぇか!!」
('A`)「呪い・・・か?」
全員がピタッとその一言で止まる
( ^ω^)「呪いなんてあるわけないお、事故・・・事故だお!」


31 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:04:19 ID:94//AjH80

『おろかもの共』
(*゚ー゚)「いや・・・今の何よ!!」
( ^ω^)「だ、誰か知らないけど悪ふざけはやめるお!!」
『屋敷をあらす愚か者、生きてここから出すわけにはいかない!!』
ξ゚听)ξ「これ違う・・・頭の中から聞こえてくるわ!!」
『我が恨み思い知れ!!!皆頃しにしてやる!!!』
( ^ω^)「・・・止まったお?」
(,,゚Д゚)「止まったお?じゃねぇよ!!!どうすんだよ!!」
('A`)「どうしようもねぇよな」
(,,゚Д゚)「呪いだったんだ!!やっぱりこの館の呪いはホントだったんだよ!!」
(*゚ー゚)「落ち着いて!!お願いだから!!」
( ^ω^)「落ち着けお。この館の中に脱出できるところがあるお!」
多分・・・・だけどね・・・・

32 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:11:40 ID:T/N8Dghj0

('A`)「やべ、トイレ行きたくなってきた・・・」
ξ゚听)ξ「え?え?こんな時に何言ってるのよ!」
( ^ω^)「少しぐらい我慢するお!」
('A`)「いやマジでやばいんだが・・・」
ξ゚听)ξ「もう!見てないからさっさとすませちゃなさいよ!」
('A`)・・・シャー

(2時間経過)

( ^ω^)「いつになったら開くんだお!」
('A`)「もうだめぽ」
(,,゚Д゚)「諦めてるんじゃねーぞゴルァ!」
・・・
ξ゚听)ξ「私もトイレ行きたくなってきちゃった;;」
・・・
(,,゚Д゚)&( ^ω^)&('A`)「なんだってー!」
ξ゚听)ξ「あ、あんた達ヤバイ状況だってのに・・・ヤケに嬉しそうじゃない;;」

33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:13:02 ID:94//AjH80

( ^ω^)「とりあえず奥に進むしかないお」

ガチャ、ギィィィィィ
(,,゚Д゚)「・・・こんなに広いのか」
(;^ω^)「確かにこれは広すぎるお」
(*゚ー゚)「ねぇ・・・左に扉があるよ?」
('A`)「右にもあるな・・・」
(;^ω^)「前にも道がある・・・と、言いたいけど崩れて歩けないお」
('A`)「こうしないか?各自2つに分かれて探索する。後で戻ってこようぜ」
( ^ω^)「異議ないお。じゃあどう分かれるお?」
(*゚ー゚)「私・・・ギコ君についていこうかな」
ξ゚听)ξ「私は内藤に・・・べ、別にアンタと一緒にいたいってわけじゃないからね!!」
('A`)「俺も内藤といこうかな。やはり友達と同一行動がいい」
かくして2つのグループは別々に歩み始めた


35 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:19:06 ID:94//AjH80

内藤グループ
( ^ω^)「早速部屋に入るお・・・っと、鍵がかかってるお。」
('A`)「俺がついてきて正解だったわけだ・・・任せろ。」
カ、カチャ カチャリ
('A`)「開いたぜ。」
中に入る。中は机が殺伐と並べられ、壁には噂のフレスコがかかっていた
( ^ω^)「これがフレスコかお」
ξ゚听)ξ「きれぇ・・・他にも館には色んなフレスコがあるのかしら?」
( ^ω^)「そうだと思うお・・・ん?」
机に上には書置きがあった
『私は館の主人だ。フレスコをカメラで写しなさい。そこに手がかりがある』
( ^ω^)「えらくご丁寧だお」
('A`)「閉じ込められるのは計算済みってわけか?」

36 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:23:13 ID:94//AjH80

ギコグループ
(,,゚Д゚)「いくぞ・・・」
ガチャ、ギィィィィ
(*゚ー゚)「広い・・・廊下ね」
(,,゚Д゚)「そうだな・・・ん?なんだあれは」
(*゚ー゚)「キレーな光・・・明かりかしら?」
(,,゚Д゚)「明かりにしちゃ飛んでるのはおかしいだろ・・・ってなんだ!!」
光はギコを取り巻く
(,,゚Д゚)「うわっ!!!なにするんだ!!!離せぇぇ!!!」
(*゚ー゚)「ギコ君!!!・・・つれていかれちゃった」
一人・・・しぃは不安になり最初の分かれ目に戻った

38 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:31:15 ID:94//AjH80

( ^ω^)「しぃ、なんで一人なんだお?」

(*゚ー゚)「それが・・・・・」
しぃは全てを説明した
('A`)「じゃあテメーはギコを連れ去られたあと黙って見過ごしたのか」
(*゚ー゚)「一人じゃ何もできそうにないし・・・」
('A`)「連れて行かれたあいつも一人なんだぞ?」
( ^ω^)「やめるお!!言い合ってる場合じゃないお!!」
ガチャ
('A`)「うわっ!」
僕らが入ってきた扉から何かが出てくる
ギィィィィィ
(,,゚Д゚)「死ぬかと思った・・・ちびりかけた・・・」

40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:35:28 ID:94//AjH80

( ^ω^)「変な光に連れて行かれたんじゃなかったのかお?」
(,,゚Д゚)「あぁ。元の場所に連れて行かれたぜ・・・」
ξ゚听)ξ「すぐに見つかってよかったじゃない」
( ^ω^)「そうだお。万事にいたらなくてよかったお」
(,,゚Д゚)「迷惑かけてスマン・・・」
('A`)「で、どうすんだ?」
( ^ω^)「今度は僕らがそっちにいくお。ギコたちはあっちの部屋のフレスコを
      撮ってほしいお」
(,,゚Д゚)「??まぁ、いいけど・・・そっちいくなら光の玉には気をつけろよ」
( ^ω^)「把握した」

41 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:41:04 ID:94//AjH80

(,,゚Д゚)「これがフレスコか・・・早速撮らせてもらう」
パシャ、ジーーー
(*゚ー゚)「あ、文字が浮かんできたみたい・・・」
やしきの なかの フレスコは
3まい ひとくみで
ひとつの なぞを ときあかす
(,,゚Д゚)「・・・フレスコにこんな仕掛けが」
(*゚ー゚)「内藤さんにこの事を伝えましょう」
(,,゚Д゚)「・・・なぁ。」
(*゚ー゚)「ん?」
(,,゚Д゚)「もし俺があの光の玉に殺されてたらアンタはどうした?」
(*゚ー゚)「そりゃぁ・・・泣くんじゃないかしら・・・」
(,,゚Д゚)「そうか・・・変なことを聞いたな」

42 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:46:52 ID:94//AjH80

( ^ω^)「確かに広い廊下だお」

ξ゚听)ξ「光の玉ね・・・きれぇだわ」
('A`)「さわんじゃねぇぞ」
光の玉を避けつつ彼らは奥に進んだ
( ^ω^)「板があるお。これを持っていけばあの分かれ道だけじゃなくて
      奥にも進めるお」
ガサッ
( ^ω^)「ん?何かいるお」
ガサガサガサガサッ
(;^ω^)「うわぁ!!うじむしだお!!」
大きなうじむしが大量に出てきた。そして僕らに向かってくる
(;^ω^)「もういいお!!逃げるお!!」
3人は一斉に逃げ出した。収穫は板1枚

46 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 21:55:48 ID:94//AjH80

(,,゚Д゚)「慌てて戻ってきてどうした!?」
(;^ω^)「でかいうじむしに追いかけてきたお」
('A`)「うじむしにしてはでかかった。呪いの影響かもな」
ξ゚听)ξ「なんなのあれ・・・気持ち悪い・・・!」
(,,゚Д゚)「フレスコなんだが・・・・・」
・・・・・・・・
( ^ω^)「3枚?もっと探さなきゃいけないってことかお?」
('A`)「そうゆうことだわな」
(*゚ー゚)「で、その板はどうしたの?」
( ^ω^)「この板で崩れた床を渡るお」
(*゚ー゚)「えっ・・・」
壊れた床に板を敷いた。これで渡れるお。

47 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 22:00:50 ID:94//AjH80

( ^ω^)「奥に進むお」
一人、また一人と渡っていく
(*゚ー゚)「あ・・・怖い、あぁ・・・」
ξ゚听)ξ「しぃ。下を見ちゃいけないわ!」
(,,゚Д゚)「早く渡ってこないと板」
バキリ
(*゚ー゚)「キャアアアアアアア!!!」
(,,゚Д゚)「割れるぞ・・・ってしぃ!!」
(*゚ー゚)「助けてぇ!!!いやぁ、落ちる!!!」
( ^ω^)「ほ、ほら!!捕まるお!!」
(,,゚Д゚)「いくぞ内藤!!いっせぇーの・・・せぇ!!」

48 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 22:07:07 ID:94//AjH80

( ^ω^)「危なかったお、板がボロかったからすぐ渡らないと割れる お」
(*゚ー゚)「う・・・うっ・・・ひっ・・・」
(,,゚Д゚)「泣くな。ほらいくぞ」
『うぅ・・・・』
( ^ω^)「誰かいるお」
(,,゚Д゚)「おい、大丈夫か!アンタ!」
犠牲者「虫は火に・・・こうもりは光に弱い・・・」
( ^ω^)「??何を言ってるんだお?」
(,,゚Д゚)「ダメだ。既に精神を乗っ取られてやがる」
('A`)「死んだら俺らもこうなるのか・・・」


60 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 22:25:46 ID:94//AjH80

(;^ω^)「行き止まりだお」
途中までで斧と、そして子供が遊ぶような人形がおいてあった
('A`)「呪いの人形・・・だったりしてな」
いったん戻り階段をあからず左にいってみる
( ^ω^)「扉が・・・あったお」
ガチャ、ギィィィィ
ξ゚听)ξ「キャアアアアア!!!」
('A`)「フレスコに・・・骸骨・・・か」
『ライトさえ落ちてこなかったら・・・もっとすばやく避けていれば・・・』
( ^ω^)「骸骨が喋ったお!!!」
(*゚ー゚)「いや!!!何この骸骨!!」
('A`)「なんとなく言ってる事でわかる。ライトが落ちてきて死んだようだな」
毒男は骸骨に手を合わせて黙祷を捧げた。僕らもすぐに黙祷した

63 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 22:31:21 ID:94//AjH80

( ^ω^)「さて、フレスコだお」
('A`)「こりゃまた埃まみれだな・・・・」
(*゚ー゚)「ちょっとどいて」
パタパタパタパタ
(;^ω^)「埃たたき・・・常に持ってるのかお?」
(*゚ー゚)「汚いところに座るなんて私にはできないからね」
パシャ、ジーーーーー
いわが あなたがたを さまたげる
しかし ハンマーを つかえば
いわは もはや いわではない
( ^ω^)「???????」
('A`)「ハンマーで岩を砕け・・・って事なんじゃないか?」
( ^ω^)「毒男冴えすぎだお!ハンマーを探せってことかお?」


66 名前:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りし ます 投稿日: 2005/10/22(土) 22:37:43 ID:94//AjH80

( ^ω^)「先を進むお・・・ハンマーを探さなきゃいけないお」
僕らは真っ暗い廊下を進んで扉を進む
ガチャ、ガチャガチャ
( ^ω^)「鍵がかかってるお。頼むお」
('A`)「ほいきた」
カチャ、カチャリ。ガチャ、ギィィィィ
( ^ω^)「うわぁ!!!」
バサバサバサバサ
ξ゚听)ξ「いやぁ!!!こうもり!!!」
(,,゚Д゚)「チッ!!皆目ぇつぶれ!!!」
パシャパシャパシャ
バサバサバサバサ・・・・
(;^ω^)「こうもりは光に弱い・・・か、まったくご丁寧なことだお」

69 名前: VIPスウィート ホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/22(土) 22:47:17 ID:94//AjH80

大広間

( ^ω^)「広いお、目がチカチカするお」
('A`)「そんなこと言ってるとまたコウモリに襲われるぞ」
(,,゚Д゚)「お、おい。不気味なこと言うな・・・・よ・・・・」
ξ゚听)ξ「え・・・・あ、あれって・・・」
皆の視線の方向を追う、椅子が浮いている
( ^ω^)「あ、危ないお!!!!」
ガタンッ
('A`)「っ・・・ポルターガイストか・・・」
( ^ω^)「とことん呪われてるお・・・」
(*゚ー゚)「いや!!!もういやよ!!!」
( ^ω^)「それでもいくしかないんだお・・・皆怖いんだお・・・」

( ^ω^)「また骸骨かお・・・」
『なぜ見捨てた!!なぜ助けてくれなかった!!う・・うう・・・』
('A`)「仲間に・・・見捨てられたんだな」
(*゚ー゚)「ねぇ!誰かの書置きがあるよ!!」

しょうごへ
この先には何かがいる、あかりをつけないと先へ進められない
発電機はどこかにないだろうか

( ^ω^)「明かり・・・かお」
('A`)「左のほうにいけそうな扉があったぞ。まぁ、床が崩れてるけどな」
( ^ω^)「机にはまた板が置いてある・・・いけってことかお・・・」

73 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/22(土) 23:02:45 ID:94//AjH80

(*゚ー゚)「ひぃぃぃ!!」
さっきの事もあってしぃははや走りに板を渡りきった
( ^ω^)「早速入るお」
ガチャ、ギィィィィ
『グゥ・・・・ゲゲ・・・・』
(,,゚Д゚)「うぇ・・・なんだこいつは・・・・」
そいつは体が半分になっていた、しかし死んではいない
上半身だけで這いずり回っていた。部屋には真っ赤な臓器がごろごろと
転がっている
『グゲゲエゲエエ!!!』
( ^ω^)「うわっ!!こっちにきたお!!」
ブスッ、ジュワ
('A`)「さっき大広間で拾った魔よけのされた槍だ。」
『オ・・・・オォォ・・・・』
阪神男・・・じゃなくて半身男は動かなくなったお

74 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/22(土) 23:07:46 ID:94//AjH80

( ^ω^)「さっさとフレスコ撮ってこの部屋から出るお・・・」
パシャ、ジーーーーー

みちを きりひらくハンマーは
ちいさな けもののいるへやの
つくえのしたに かくされている

ξ゚听)ξ「ハンマーのありかみたいね・・・」
(,,゚Д゚)「小さな獣・・・まさか外の野犬じゃ・・・」
(*゚ー゚)「心当たり・・・あるかもしんない」
全員がしぃのほうに視線を向けた
(*゚ー゚)「さっきのがいこつがいた部屋・・・ネズミがいたよ?」
( ^ω^)「・・・戻ってみるかお」

76 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/22(土) 23:15:03 ID:94//AjH80

('A`)「・・・あったぜ。ハンマー」
( ^ω^)「これで先に進めるってことかお?」
(*゚ー゚)「けどこれからどうするの??」
ξ゚听)ξ「もう、しっかり部屋を見てから出なさいよね!はい!」
しょうごへ
発電機は東の庭だ、東を目指せ
( ^ω^)「そんな紙があったのかお・・・」
('A`)「そんじゃ東に向かうか・・・」

僕らはこの呪われた館から無事に脱出できるのだろうか・・・
ただ皆の心にはこんな所で死にたくないって思いがあるのは
確かだお
                         続く



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