だい にわ

114 名前:  VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:07:18 ID:Dcn6d9yT0

( ^ω^)「東・・・あったお!扉だお!」
ガチャ、ギィィィィ
('A`)「うへぇ。真っ暗じゃねぇか」
ξ゚听)ξ「内藤!ライター貸して!」
シュ、ボッ
ξ゚听)ξ「さっきの部屋のローソクが役に立って良かったわ」
あたりを見回す殺風景な廊下に岩が聳え立っていた
( ^ω^)「岩だお。暗号通りだお」
ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガラガラ
(,,゚Д゚)「うへぇ・・・ボヤッとした明かり・・・俺苦手なんだよ・・・」
( ^ω^)「明かりがつくまでの辛抱だお」
一行は奥へ進んだ

116 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:12:56 ID:Dcn6d9yT0

( ^ω^)「更に真っ暗だお・・・こりゃ怖いお・・・」
('A`)「用心して進まないとな・・・」
一行は真っ暗な通路を黙々と進んだ。ローソクひとつで・・・
カラッ、カラカラッ
(*゚ー゚)「何か上から・・・」
ガシャン
(*゚ー゚)「キャアアア!!!」
(,,゚Д゚)「シ、シャングリア・・・勘弁してくれよ・・・」
(;^ω^)「用心して進まないと潰されるお」

118 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:18:24 ID:Dcn6d9yT0

('A`)「扉だな」
ガチャ、ギィィィィ
( ^ω^)「・・・真っ暗だからじっくり見ないと何があるのかわからないお」
内藤はマジマジと部屋を探索する、そして・・・・
ボヤッと目の前に人が現れた
(;^ω^)「うわぁぁ!!変なおじさんだお!!」
(,,゚Д゚)「お、おじさん!?」
('A`)「バーロー。よく見ろフレスコだ」
(;^ω^)「・・・あ、ほんとだお」

120 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:20:57 ID:Dcn6d9yT0

(,,゚Д゚)「そ、そんじゃま早速・・・」
パシャ、ジーーーーー

けっこん10ねんめ わたしたちに
はじめての こが うまれた
こどもは すくすくせいちょうした

( ^ω^)「ヒント・・・には思えないお」
('A`)「ここの持ち主の日記も書き記したようだな・・・円満な家庭だったようだ」
ξ゚听)ξ「けどそれがなぜか呪いの館になってしまう・・・何かあったのかしら」
('A`)「さぁな・・・けど俺達にそんなことは関係ねぇ・・・さっさとこの館から
   出るのが俺達の目的だ」

123 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:25:51 ID:Dcn6d9yT0

( ^ω^)「よく見れば扉が3つ並んでるお」
('A`)「右端はフレスコだったわけだ・・・2つあるならグループ分かれるか」
( ^ω^)「じゃあ僕らは真ん中いくお。」
(,,゚Д゚)「左端だな・・・見回ったらすぐ戻ってきてくれよ・・・」
( ^ω^)「把握した」

ξ゚听)ξ「ギコ君・・・相当まいってるみたいね」
( ^ω^)「こんな状況でまいらないほうがおかしいお」
ξ゚听)ξ「そのわりには毒男君とか内藤はそんなにまいってないようだけど」
( ^ω^)「僕らはいろんな所でいろんな修羅場をかいくぐってきたお
      けどそんな僕らだって怖いものは怖いお」

126 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:29:20 ID:Dcn6d9yT0

内藤グループ
( ^ω^)「また広い部屋だお・・・」
('A`)「・・・またか」
椅子がフワフワと浮いている。案の定僕らに襲い掛かってきた
(;^ω^)「ふ、伏せるお!!!」
ガラン、ガン
('A`)「どうやら呪いさんはやる気のようだな・・・」
ξ゚听)ξ「ろろ、ローソク消えたわ・・・ライター貸して・・・」
シュ、ボッ
( ^ω^)「ツン、焦ったら負けだお・・・落ち着くんだお」
ξ゚听)ξ「わかってるわよ!!!!!」

127 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:35:07 ID:Dcn6d9yT0

ギコグループ
(,,゚Д゚)「・・・骸骨」
(*゚ー゚)「この館で一体何人の人が死んだのかしら・・・」
『うわーっ!!たかし!!早く発電機へ!!俺に構うな!!
 東の庭へ・・・いそ・・・・げ・・・』
(,,゚Д゚)「・・・そういやたかしやら言ってるがもしや俺ら以外にも
     部外者が何人か入り込んでるんじゃないか?」
(*゚ー゚)「え?」
(,,゚Д゚)「だってよ、発言的におかしいだろ?屋敷内の人間の割りには
     場所を伝え合ったりしてるしよ」
(*゚ー゚)「・・・もしかしたら生きてる人もいるかもね」
(,,゚Д゚)「全員死んでるかもしれないけどな」
バシッ
(,,゚Д゚)「痛ってぇ!!」
(*゚ー゚)「変なこと言わないでよ!!」
しぃは外へ早足で出て行く
(,,゚Д゚)「わ、悪かったよ!!怒らないでくれ!!」

128 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:40:05 ID:Dcn6d9yT0

ξ゚听)ξ「あ・・・あそこにライトがあるわ」
( ^ω^)「あ、ほんとだお。ローソクよりかはマシかもしれないお!」
内藤はそう言うと一人でライトのほうへ小走りで向かった
ξ゚听)ξ「バカ!!一人でいくと危ないわよ!!」
( ^ω^)「ライトくらいチャッと取って来るお」
途中骸骨があったが内藤は気がつかなかった
( ^ω^)「ライト確保。今そっちへ戻るお」
ゴッ、ガタン
( ^ω^)「ん?」
ゴロゴロゴロゴロ
(;^ω^)「岩だお!!!ブービートラップだお!!」
('A`)「早く逃げろ!!!」
⊂二二二( ^ω^)二⊃「ブーン!!」
('A`)「十分逃げ切ってやがる・・・あいつがいって正解だったな」
ξ゚听)ξ「うん。」

129 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:45:17 ID:Dcn6d9yT0

合流
(;^ω^)「死にかけたお」
(,,゚Д゚)「危なかったな・・・トラップまで仕掛けてあるのかよ」
('A`)「まぁ、収穫は微妙だったんだがな」
(*゚ー゚)「どうゆうこと?」
毒男は聞かれるとライトを取り出した
(,,゚Д゚)「明かり・・・。いい収穫じゃないか!」
('A`)「それがよ・・・」
カチッ
(*゚ー゚)「青い・・・光・・・」
('A`)「青すぎて明かりには使えねぇな」
( ^ω^)「とりあえずそっちは収穫ないのかお?」
(,,゚Д゚)「あぁ。骸骨しかなかった」
( ^ω^)「わかったお。奥に進むお」

130 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:51:33 ID:Dcn6d9yT0

('A`)「・・・なんだこの赤いのは」
そこの床は赤い影がユラユラと動いていた
( ^ω^)「進むしかないお・・・ウゥゥゥゥ!!!」
ξ゚听)ξ「大丈夫!?」
( ^ω^)「寒気が・・・心臓が縮まるように苦しいお・・ゲホッゲホッ・・・」
('A`)「これを消さないと先には進めないな」
それから僕らはローソクを消したり他の進む場所を探したりしたお
ローソクを消しても影はクッキリと見える。他の道らしい道はなかった。
(;^ω^)「ダメだお・・・道が見つからないお」
カチッ
('A`)「青い光・・・これでどうだ」
(;^ω^)「き、消えたお!!なんでわかったんだお!!」
('A`)「いや、赤を青に変えてその間に進めばいけるかな・・・と思ったんだが
   まさか赤が消えるとは思わなかったぜ」

132 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 15:56:28 ID:Dcn6d9yT0

僕らは先を進んだ、不気味な銅像が並べた廊下が続く
(;^ω^)「不気味だお・・・今始まったことではないが・・・」
ガタ、ギィィィィ
(,,゚Д゚)「うわぁぁ!!!」
ドタン
('A`)「さすがにもう慣れてきたな・・・しかしまだ銅像がある
    ヘタすりゃもう1発くるかもな」
(,,゚Д゚)「し、心臓に悪いぜ・・・」
ガタ、ギィィィィ ドタン
(;^ω^)「毒男ビンゴだお・・・」
倒れた銅像をまじまじと見ながら僕らは先へ進んだ

134 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 16:02:34 ID:Dcn6d9yT0

ガチャ、ギィィィィ
グワォゥ!!!
(,,゚Д゚)「や、野犬だ!!!!」
パシャパシャ
キャイン!!!ウゥゥ・・・
('A`)「うぉぉぉぉ!!」
ドスッ
ギャン!と言う悲鳴と共に犬は動かなくなった
('A`)「庭が見える。たぶんあっから中に入ってきたんだろうな」
(;^ω^)「呪いに犬にトラップ・・・」


135 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 16:07:57 ID:Dcn6d9yT0

ガチャ、ギィィィィ
( ^ω^)「銅像がいっぱいあるお・・・」
(,,゚Д゚)「フレスコもあるぜ。撮ってくる」
ギコは真っ先にフレスコへ向かった。
カチャ ボボボボボボボ
(,,゚Д゚)「うわぁ!!火が!!火が!!!」
(;^ω^)「ギ、ギコ!!!フレイムトラップだお!!!」
('A`)「ちくしょう!!火を消さねぇと・・・!!」
(*゚ー゚)「あの・・・これ・・・・」
しぃは消火器を差し出す
('A`)「チッ・・・うおぉぉぉ!!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
(,,゚Д゚)「俺もうやだよぉ・・・うぅ・・・」
ギコは消えた炎の真ん中で泣き崩れていた、ムードメーカーなあのギコが・・・

143 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 16:50:52 ID:Dcn6d9yT0

( ^ω^)「ギコ、大丈夫・・・大丈夫だから・・・」
(,,゚Д゚)「あぁ・・・もう大丈夫だ・・・」
パシャ、ジーーーーー

かみなりがなり いなずまが
ひかっているところが ある

ξ゚听)ξ「たぶん発電機の場所ね・・・外ね」
('A`)「まだ奥があるぜ」
僕らはフレスコのある部屋から奥へ進んだ
そこには槍を持った鎧が聳え立っていた

144 名前: 
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 16:59:14 ID:Dcn6d9yT0

( ^ω^)「鎧・・・だお」
('A`)「立派な槍を持ってやがる。使わせてもらうかな」
ξ゚听)ξ「取れそう?」
('A`)「・・・いや。不思議に引っ張れない」
(*゚ー゚)「・・・いやぁ、何これ気持ち悪い」
しぃは槍とはまた別のものを見ていた・・・血文字だ
( ^ω^)「血文字だお・・・何て書いてあるんだお?」
心の力を使わねば手にできぬ
( ^ω^)「????」
('A`)「槍の入手法かもな・・・やるだけやってみるか」
毒男はそう言うと槍を掴みながらつぶやいた
('A`)「槍がほしい槍がほしい槍がほしい槍がほしい・・・」
鎧の手は生きてるかのように鎧を手放した
('A`)「うおぉっと!いきなり手放すんじゃねぇよ!!」
毒男は鎧の槍を入手した

145 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 17:06:20 ID:Dcn6d9yT0

僕らは鎧の槍を持って部屋から出た
( ^ω^)「今度はこの部屋に入ってみるお」
ガチャ、ギィィィィ
( ^ω^)「・・・今度は何も持ってない鎧だお」
('A`)「チッ。なかなか気に入ったんだがな」
そう言って毒男は鎧にさっきの槍を持たせた
バシュ、ガラガラ と雷の音が鳴り響く
ξ゚听)ξ「きゃあああああ!!!」
('A`)「驚れぇたな・・・自然を使った謎解きか」
鎧の槍が避雷針になって壁に大きな穴が開いた
(;^ω^)「一発でこれがわかる毒男のほうがすごいお」
('A`)「ゲームでよくある謎解きだからな」
僕らは外へ出た

146 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 17:10:32 ID:Dcn6d9yT0

(,,゚Д゚)「倉庫・・・だな」
ガタ、ガラガラ
( ^ω^)「ガソリンだお。一応持っていくお」
('A`)「しかしまぁ。壁でここより外に出れないようにしてあるとは・・・:
ξ゚听)ξ「生きてここから出す気はないんだし当然の処置じゃない?」
('A`)「久々の外の空気は冷たいねぇ。肌に突き刺さるようだ」
ガソリンを持って僕らは倉庫の外へ出た

147 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 17:16:49 ID:Dcn6d9yT0

倉庫の外へ出て回りを探索してみると岩があった
( ^ω^)「ハンマーがここでも役に立つお」
ガッ、ガッ、ガッ、ガッ
( ^ω^)「・・・建物だお、多分あれが発電室だお」
('A`)「発電機に行くまでにも岩か・・・」
ξ゚听)ξ「また野犬が出てきても困るし早く中に入りましょう」
ガタ、ガラガラ
( ^ω^)「うぇ・・・なんだおこの匂いは」
『うぅお・・・・うぁ・・・・』
(,,゚Д゚)「死人・・・死人が歩いてやがる!!」
('A`)「ゾンビか・・・バイハザだったら・・・ここだ!!」
ブシュ
『うぉ・・・・うぅ・・・・』
( ^ω^)「頭・・・・かお」
ξ゚听)ξ「毒男君ってゲーマーなのね・・・」
('A`)「褒めるなよ・・・」
ξ゚听)ξ「褒めてないわよ」

148 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/23(日) 17:22:55 ID:Dcn6d9yT0

『ガソリンを入れないと・・・』
( ^ω^)「もしかしたらあの死人が書いたのかもしれないお」
('A`)「倉庫によらずにここまできちまったってわけか」
(,,゚Д゚)「ガソリン入れようぜ・・・腐敗臭・・・うぇ・・・」
(;^ω^)「わかったお!吐かないでほしいお!」
ガロガロガロガロ
('A`)「エンジン入れるぞ!!」
グボッグボッドゥゴゴゴゴゴ
('A`)「おっ!電気がついたぞ!!」
ξ゚听)ξ「ここがついたって事は他の場所もついたって事よね!」
( ^ω^)「・・・よし。大広間に戻るお!!」
僕らは電気をつけることに成功した
僕らは無事脱出することができるのだろうか

                     続く



もどる すすむ