だい さんわ


220 名前: VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:15:35 ID:1IAsMnXD0

僕らは発電機を動かした後大広間へ引き返した
途中真っ暗だった通路は不気味な電灯で明るく照らされていた

( ^ω^)「これで先に進めるのかお?」
('A`)「だろうな。誰かさんの書置きの通りだったらな」
ξ゚听)ξ「中に何かいるって言ってたけど何なのかしら?」
(,,゚Д゚)「(ゴクッ・・・)」
ガチャ、ギィィィィ

221 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:19:09 ID:1IAsMnXD0

( ^ω^)「・・・何もないお」
(*゚ー゚)「鎧が2体あるよ?」
エレ
('A`)「・・・呪いの鎧じゃねぇのか?」
カエレ、ココハオマエタチノクルヨウナトコロデハナイ
(;^ω^)「鎧が動き出したお!!」
鎧はズシズシと動き出し、腰に掛けてある剣を手に持ち
僕らに襲い掛かってきた
('A`)「逃げるぞ!!鎧が相手じゃ手がださねぇ!!」
僕らはすばやく奥の部屋へと移動した

(;^ω^)「真っ暗だったら危なかったお」

223 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:24:13 ID:1IAsMnXD0

(;^ω^)「通路かお・・・どんだけでかい屋敷なんだお」
ニャア
ξ゚听)ξ「キャッ!!」
( ^ω^)「ぬこだお。可愛いお」
(,,゚Д゚)「俺達と同じように閉じ込められたのかもな・・・」
ニャ・・・アガ・・・
(*゚ー゚)「??」
猫は苦しそうに喉を掻き毟り僕達の目の前で頭が破裂した
ξ゚听)ξ「う・・・おぇええ!!」
『お前達も同じような末路を辿らせてやる!!』
('A`)「猫には何の恨みもなかったろうに・・・」
( ^ω^)「・・・・・・・・」

224 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:31:20 ID:1IAsMnXD0

僕らは頭が肉片になった猫をそっと置いて先へ進んだ
( ^ω^)「なんとなく感じが変わったお」
('A`)「・・・おぃ、人がいるぜ。ゾンビかもしんねぇぞ」
ξ゚听)ξ「無事みたいだけど・・・とりあえず話しかけてみましょ」
( ^ω^)「あの・・・あなたも閉じ込められたんですか??」
『イィ?』
(;^ω^)「・・・大丈夫ですか?」
『エハーw ギャヘヒヒヒイヒヒ』
('A`)「どうやら屋敷に一人で迷い込んで狂っちまったらしいな」
( ^ω^)「・・・失礼するお」
『エヘ、アヒャヒヒフヘ』

僕らはその狂った人のすぐ近くにあった部屋に入った

225 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:38:59 ID:1IAsMnXD0

ガチャ、ギィィィィ
(*゚ー゚)「何この臭い・・・」
ふと床を見る。変なじゅうたんみたいなのがしいてある
それはコールタールのようにネバネバしていた
犠牲者「4歩も歩けば動けなくなるぞ・・・」
('A`)「だとよ。」
(;^ω^)「また犠牲者かお・・・」
(,,゚Д゚)「奥に見えるありゃフレスコだな」
(;^ω^)「ネバネバしてないところだけを歩けばいいお」

226 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:42:30 ID:1IAsMnXD0

('A`)「この臭いにこの床・・・たまらんな」
グチャ
(,,゚Д゚)「あわわわ!!踏んじまった!!」
ξ゚听)ξ「4歩連続で歩かなければ大丈夫なんでしょ」
ギコは足のネバネバを床に擦り付けている
(*゚ー゚)「ちょっと!!後ろに私がいるんだから床にネバネバつけないでよ!!」
(,,゚Д゚)「え?あぁ・・・す、すまねぇ」
(;^ω^)「やっとフレスコの前までこれたお」
パシャ、ジーーーーー

じこだった・・・・・・・・
つまは はじめて うまれた こを
あやまって ころしてしまった

228 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:46:30 ID:1IAsMnXD0

('A`)「書置き発見。何々・・・」
たかしへ
大変なものを見つけた!ここにある日記は誰にも読ませてはいけない
日記にカギをかけるそして・・・・・・・に隠しておくと
ξ゚听)ξ「何これ。肝心な所に血が・・・」
('A`)「書いた奴の血か・・・はたまた呪いか・・・」
(,,゚Д゚)「ど、どうでもいいからこの部屋からさっさと出ようぜ・・・
     床が気になって仕方がねェ・・・」
(;^ω^)「そうするお。」
 
230 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/24(月) 23:53:08 ID:1IAsMnXD0

僕らはあの部屋から出て奥へと進んだ
ξ゚听)ξ「ベランダね・・・ここから脱出できないのかしら」
( ^ω^)「・・・どうやら脱出は最後のようだお」
(,,゚Д゚)「ここから飛び降りるのくらい大丈夫だろ」
( ^ω^)「書置きがあったお。これを見るお」

後をつけてくる者たちへ
屋敷の秘密をとかない限りここを逃げ出すことはできない
仲間の一人が秘密を記したカギを地下室に隠してしまった
探してくれないか?

('A`)「・・・ケッ。RPGっぽい展開だなおぃ」
( ^ω^)「呪いの秘密をとかないと僕らは脱出できないのかもしれないお」
(*゚ー゚)「けど外に出れるじゃない。逃げ出したら」
( ^ω^)「死ぬお。僕らはやらなきゃ死ぬ運命だお」

232 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/25(火) 00:00:56 ID:9QIsy86x0

('A`)「おぃ、アンタ大丈夫か」
犠牲者「ピッケルさえあればあいつは水に流されずにすんだのに・・・」
ξ゚听)ξ「ダメ・・・みたいね」
( ^ω^)「水のトラップがあるみたいだお」
(,,゚Д゚)「ピ、ピッケルか・・・重たそうだからスルーしたが・・・」
('A`)「そんなこったろうと思ったぜ」
毒男はピッケルを背中のリュックに入れていた
('A`)「RPGの基本だな。真新しいアイテムは全て確保・・・だ」
( ^ω^)「助かったお。それじゃあ先に進むお」

233 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/25(火) 00:07:43 ID:9QIsy86x0

ガチャ、ギィィィィ
(,,゚Д゚)「げえっ!!またこの床か!!」
('A`)「部屋が大きい分ネバネバがない部分も多い。大丈夫だろ」
ガシャガシャ
(;^ω^)「・・・ここにも鎧かお」
鎧は真っ直ぐに僕らの元へ向かってくる
('A`)「チッ・・・この部屋に入るんだ!!急げ!!」
ガチャ、バタン
オォ、オォォオ
(;^ω^)「なんだお。変に寒気がするお」
(,,゚Д゚)「おい、なんかいるぞ・・・」
オオオオォオォォ
('A`)「チッ・・・霊かよ」
毒男は槍を指す。しかし霊に実態はない
オォオオォオオォオ
('A`)「うわ・・・放せ!!!放せよ!!!!」

234 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/25(火) 00:12:59 ID:9QIsy86x0

フォッと実態のない霊を半分に割って分散させる
内藤だ。彼は最初のほうで拾った魔よけの斧をずっと持っていた
(;^ω^)「毒男・・・大丈夫かお?」
('A`)「ちちちっと・・・いや、ちっと寒気がするが大丈夫だ」
ξ゚听)ξ「霊も消えたようだし・・・安全よね」
(*゚ー゚)「書置きだわ・・・血の跡もある・・・」

しょうごへ
地下室は吹き抜け下から入れそうだ
できれば薬を頼む、傷が痛むんだ

('A`)「・・・怪我を負ったみたいだな」
( ^ω^)「吹き抜けってあの狂った人のいた所の大穴かお?」
ξ゚听)ξ「吹き抜けらしいところはそれくらいだったわね・・・」

235 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/25(火) 00:19:15 ID:9QIsy86x0

僕らは部屋を探索する。色々な物がおいてあったから使えそうな物を
探していた
('A`)「この靴・・・おい、内藤!この靴改造されてるぞ!」
( ^ω^)「どんな改造だお?」
('A`)「靴底が変な細工がしてある。多分ネバネバはこれで歩けってことだ」
(,,゚Д゚)「おお!!俺が使う!!」
(*゚ー゚)「私に決まってるでしょ!!!」
('A`)「まあ待てよ。どうやらここは警備員室のようだ・・・壁の注意書きには
   ”吹き抜けへの縄梯子-保管庫”」
ξ゚听)ξ「保管庫は・・・外を出て奥ね・・・」
('A`)「靴は一つだ。履くんなら縄梯子をとってきな」
靴を取り合っていた2人は一斉に静まった
('A`)「ったく・・・・・で。誰が行くんだ?」

236 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/25(火) 00:22:28 ID:9QIsy86x0

( ^ω^)「・・・僕がいくお!」
('A`)「危険なことはわかってるな?」
( ^ω^)「スピードなら僕が一番速いはずだお」
ξ゚听)ξ「内藤・・・ケ、ケガなんかしてきたら許さないんだからね!!」
(,,゚Д゚)「悪い内藤・・・」
( ^ω^)「任せてほしいお!!」

僕は安全靴を履いてネバネバと鎧達の中を駆け抜ける役をかってでたお
僕なら・・・僕なら縄梯子をとってこれるお

                       続く


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