だ い ななわ

806 名前: VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 22:54:21 ID:UxoblAs80

( ^ω^)「つ、ついに日記の中身がわかるお・・・」
(,,゚Д゚)「ゴクッ・・・」
ガ、ガチャリ・・・ペラッ
  9がつ 23にち
つまは きょうも
へやに こもったきりだ
  10がつ 4にち
とびらに カギが かかっている。
ベランダを つたって はいる。
('A`)「??ただの日記じゃねぇか」
ξ゚听)ξ「待って!!続きがあるわ!!」
ペラッ

807 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 22:57:09 ID:UxoblAs80

・・・・まるで ばけものだ!!
つまや しんだ こどものれいが
ひきあって あんなすがたに・・・・
もう つみのない ひとを
ころすのは やめてくれ!
ころすなら わたしをころせ!
( ^ω^)「・・・・・・・・・」
('A`)「どうやらまみや夫人だけじゃなくて他の怨念も入り混じって
   この惨劇が生まれちまったってことだな・・・」
ξ゚听)ξ「ベランダ・・・つたって入るって書いてあるわ」
(,,゚Д゚)「いけそうな場所あったか??」
( ^ω^)「わからないお、けどいくしかないお」

808 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:02:08 ID:UxoblAs80

ベランダ
('A`)「・・・あ!この銅像!!」
ゴォォォォォ
('A`)「やっぱりだ!ただの飾りと思ったらこれで隠してたんだ!」
(;^ω^)「あの杭にロープを引っ掛ける仕掛けかお・・・」
(,,゚Д゚)「ロープ。とっておいてやったぜ」
バッ シュッ
(*゚ー゚)「・・・・・・・・」
(,,゚Д゚)「大丈夫か?なんなら俺が手伝って」
(*゚ー゚)「いいの!!・・・迷惑はもうかけないわ。」
(,,゚Д゚)「(それもちょっと寂しいわけだが)」

彼らはまみや夫人の部屋へと向かった

813 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:08:49 ID:UxoblAs80

( ^ω^)「・・・骸骨だお。犠牲者だお・・・」
『・・・・ウゥ』
ξ゚听)ξ「今までの骸骨とは様子がおかしくないかしら・・・?」
『ウワ・・・・ァァ!!』
('A`)「既に自我もなくなってやがる!!クソッ!!!」

(;^ω^)「危なかったお・・・けどなんで自我がなくなったんだお・・・?」
('A`)「まみや夫人の影響だろうな・・・部屋ももうすぐってこったろうな」
僕らがバラバラにした骸骨をふと見る
今までの骸骨は喋れた・・・それはまだよかったほうなんだ
既に操り人形にされた骸骨もいる
僕らもここで死んでしまったら操り人形になるのだろう
内藤達は更に気を引き締めて先を進んだ

814 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:13:31 ID:UxoblAs80

( ^ω^)「あの・・・大丈夫ですかお?」
内藤達は入り組んだ通路を進んだ。そして途中でこの屋敷の使用人と
遭遇した
使用人「足がやられてね・・・既に腐ってきてる・・・もう俺はダメだよ」
ξ゚听)ξ「諦めちゃダメよ!あなたまで操られるのよ!」
使用人「仕方ないさ・・・呪いは誰にも止められない・・・」
( ^ω^)「けど!!」
使用人「・・・いいか。奥様の部屋はこの近くにある・・・
    けど2個のカギを探してこないと入れない・・・俺は伝えたぞ」
('A`)「・・・情報感謝する。いくぞ皆」
( ^ω^)「・・・失礼するお」

816 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:18:26 ID:UxoblAs80

(;^ω^)「また変な床だお・・・おわっ!滑るお!!」
('A`)「このまま滑っていくしかないな・・・」
ザァァァァァ
『内藤さん、内藤さんこっちですよ』
( ^ω^)「誰かに呼ばれたような気がするお」
『こっちです、早くこっちへ』
(;^ω^)「うわわ!!ゾンビがいっぱいだお!!」
('A`)「こっちだ!!急げ!!」

('A`)「右の通路に入らないとゾンビの餌ってわけか・・・ケッ」
(;^ω^)「助かったお。感謝するお」

821 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:29:04 ID:UxoblAs80

(;^ω^)「銅像トラップだお・・・」
('A`)「おいおい、今更だな・・・」
ズゥン
(,,゚Д゚)「あ、案の定倒れてきやがった・・・これくらいわかってれば
     普通に避けれらぁ・・・・」
『動くな!!』
(;^ω^)「な、なんだお!あなた達も閉じ込められた人かお!!」
『そ、そういうあんたらもか??」
('A`)「この銅像トラップ・・・もしやあんたらがやったのか?」
『あ、あぁ・・・この奥は安全あ。とりあえずそこで話そう』

822 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:35:03 ID:UxoblAs80

( ^ω^)「僕らはいろんな人から話を聞いたお。どうやら使用人さん 達が
      この部屋に立てこもってたらしいお」
使用人「誰かがお子様の墓を掘りおこしたために奥様が地獄から怒って
    舞い戻ってきたのです・・・私達が誰なのかも既におわかりじゃ
    なかった・・・」
使用人「ここは召使いの控え室で比較的安全なの・・・私達はここで
    ずっと隠れていたの」
使用人「あの事故・・・あの事故のせいなのよ!奥様はお子様をお助けしようとして
    火の中に・・・そしてひどいやけどを・・・」
使用人達は色々と話してくれた。そして話を一通り聞いたところで
毒男が口を開いた
('A`)「あんたら・・・2個のカギがどこにあるかわかるか?」
使用人「2個のカギならこの奥の部屋にあるわ・・・奥様の部屋にいくの?
    ダメだわ!!危険よ!!」
('A`)「ここにずっといるわけにもいかねぇだろ。まってな・・・すぐ
   この館から出させてやるぜ」

825 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:47:12 ID:UxoblAs80

使用人「こちらです。ついてきてください」
( ^ω^)「ちょwww狼だおwww」
使用人「番犬としてこの館で飼っています・・・今はこうやって
    見張りをしていてくれているのです」
( ^ω^)「あ、フレスコだお・・・」
使用人「来る途中でたくさんあったでしょう?」
('A`)「・・・ギコ、やってくれ」
パシャ、ジーーーーー
使用人「こ、これは・・・!?」
こどものはかが あらされた
つまはめざめ やしきにとりつき
おとずれるひとを おそいだした

830 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/28(金) 23:53:54 ID:UxoblAs80

使用人「これがカギです」
('A`)「サンクス。すぐになんとかしてやるからまかせな」
使用人「私達もあなた達を信用させていただきます」
( ^ω^)「任せてほしいお、絶対なんとかするお」

使用人「今まで何人もの除霊師が挑んだんだぞ??」
使用人「無理に決まってるわ・・・」
使用人「いや、信用してみよう。彼らはここまでこれたんだ
    やってくれる・・・私達も信用しようじゃないか」

832 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:01:05 ID:hz75feSo0

('A`)「使用人達の話だと・・・ここだな」
ガチャ、ギィィィ
(;^ω^)「また広いところにでたお・・・」
ガシャガシャ
(,,゚Д゚)「・・・この音って・・・ま、まさか・・・・」
『夫人に近づくなぁ!!!』
('A`)「チッ・・・番人か・・・」
(;^ω^)「に、逃げるお!!急ぐお!!」
('A`)「ここだ!!ここに入るぞ!!」
ガチャ、ギィィィィ

837 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:09:35 ID:hz75feSo0

('A`)「なんだこの部屋・・・何もねぇとこだな・・・」
( ^ω^)「なんだおこれは?」
袋の中をあさる。出てきたのは一つの箱だった
ξ゚听)ξ「これって・・・指輪じゃない」
('A`)「指輪ひとつだけがここにあるのも怪しいな・・・よし
   その指輪もってくか」
(;^ω^)「また鎧達に追いかけられるのかお・・・」
(*゚ー゚)「ねぇ・・・私に考えがあるわ」
(,,゚Д゚)「しぃの考え??」

838 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:13:24 ID:hz75feSo0

ガチャ、ギィィィィ
『夫人に近づくなぁぁ!!!』
ガシャガシャ
('A`)つ○「心の力・・・・!!!」
『ウォ・・・・オォォオ!!』
( ^ω^)「・・・っすごいお!!しぃナイスだお!!」
(*゚ー゚)「私だってただのオマケじゃないってことよ」
('A`)「見直したぜ!よし、これでゆっくりと歩けるぞ!」

839 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:13:51 ID:hz75feSo0

ゴメン、書き忘れてた
>>838は水晶玉使用ってことにしてくれ

843 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:25:00 ID:hz75feSo0

( ^ω^)「カギ穴が2つあるお・・・2個のカギだお!」
カチャ、カチャ、ガチャ、ギィィィィ
('A`)「うわっ!!すげぇ威圧感だ・・・」
ξ゚听)ξ「誰かいるわ・・・」
そこには白目を向いた人物が立っていた
召使い「誰だ・・・まみや様の命により誰も通すわけにはいかん」
(´・ω・`)「・・・彼はまみや夫人のお気に入りの人だったからね・・・
     死んでもなお夫人の言いつけを守っているのだろう・・・」
(;^ω^)「あ!無事だったのかお!」

844 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:30:28 ID:hz75feSo0

(´・ω・`)「よくここまで進んでこれたね。ところで君達途中で
      指輪を拾わなかったかい?」
('A`)「これか?」
指輪箱を渡す、それをまじまじと見ながら彼は箱を開けた
(´・ω・`)「フフ、この感触はいいね」
カチャカチャと2つの指輪が重なる音が聞こえる
召使い「ああ・・・この指輪の音・・・だんな様・・・だんな様でございますね
    お言いつけ通り誰も通しておりません」
(´・ω・`)「ご苦労だったね。もう休んでいいよ」
召使い「では私はこれで失礼させていただきます・・・」
そう言って召使いの霊は消えていった
('A`)「あんた夫人の夫なのか?」
(´・ω・`)「閉じ込められた人間と言ったろう?夫人とは友人関係だった者だ」
( ^ω^)「じゃあなんで指輪の謎がすぐわかったんだお?」
(´・ω・`)「・・・雑談は後にしようか。すぐ奥が夫人の部屋だ」

854 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:36:46 ID:hz75feSo0

『何で私の眠りを妨げる!!』
声が聞こえる。最初に聞いた声だ
夫人だ
(`・ω・´)「しっかりするんだ!夫人はすぐそこだ!いくぞ!!」

(`・ω・´)「赤ちゃんは返す!!早く元の世界へ帰るんだ!」
『かえせー!!あたしの赤ちゃんを返せー!!』

( ^ω^)「ふ、夫人の部屋だお・・・すごい威圧感だお・・・」
バチバチッ
(;^ω^)「アウッ!結界だお!通れないお!」
(´・ω・`)「あわてるな、私が結界を解いてやる。
     まみやの結界を解くなんて簡単なことさ」

859 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:41:36 ID:hz75feSo0

その後彼は語りだした
(´・ω・`)「まみやはとてつもなく強い・・・強い邪悪な力を使う
     ・・・たぶん私には勝ち目はないだろう」
彼はそう言って結界に入った
(´・ω・`)「もし私がやられても生き延びろ。君達ならまみやを倒せる!
      ・・・よし、いくぞ!」
まみや夫人の部屋の中へと入っていく
(`・ω・´)「まみや!!目を覚ませ!!お前はもう死んでいるんだ!」
『グゴゴーッ!!グゴォ!!』
(´・ω・`)「う・・・うぐ・・・うおぉぉぉお!!!」
『ギヤー!!!アアアア!!!』

864 名前:
VIPスウィートホーム ◆9e/aVMRuz. 投稿日: 2005/10/29(土) 00:48:27 ID:hz75feSo0

彼はボロボロの体で部屋から出てきた。肉も少し削げ落ちている
( ^ω^)「大丈夫かお!!しっかりするお!!」
(´・∀・`)「ハ・・・ハハ、まみやをあの部屋から追い出した・・・
      もう・・・大丈夫だ・・・・」
('A`)「喋んな。助からねぇぞ」
(´・∀・`)「も・・・もう助からないよ・・・君達なら・・・きっと・・・
      こ・・・こ・・・心の力を忘れるな!!!」
肉がどんどん削げ落ちていく。
そして骨だけになってしまった。肉がところどころにこびりついている
( ;ω;)「・・・・・・・」
('A`)「身を張って結晶を解いてくれたんだ・・・進むぞ!!」
( ;ω;)「う・・・うぅ・・・うぁぁぁ!!!」
夫人の部屋に彼らは入っていく
結局何者かもわからないまま(´・ω・`)は息絶えてしまった
心の力を使いこなせた彼でもまみや夫人には適わなかった
内藤達は打ち勝つことができるのだろうか・・・

                         続く


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