（　＾ω＾)「う、うーん、ここはどこだお？
うーんうーん、思い出してきたお
下校途中で後ろから布袋を頭からかぶせられて・・・」

・・・イ、ィー!・・・ぃ・・・イィィ・・・!

（　＾ω＾)「なななんだお？隣の部屋から何やら悩ましげな声が聞こえるお
不安だけど　み　な　ぎ　っ　て　きたお」

（　＾ω＾)「あ、誰か来たようだお、ここは寝た振りしておくお」

ｶﾞﾁｬﾘ
男１「ふふふ、よく寝てるな」
男２「強化手術は成功しました。後は意識を取り戻し次第洗脳を施します」
男１「クククそれが済んだら最強の怪人の出来上がりだ、地上を恐怖の楽園にするのも時間の問題だわハーハッハッハ・・・」

ｶﾞﾁｬｯ・・・ｽﾀｽﾀｽﾀ・・・・・・

（　＾ω＾)「ちょｗｗｗｗｗ」

（　＾ω＾)「変わったところといえばダサいベルトが腰に巻かれてる位 だけだお
怪人に改造したって言うからどんだけ怖い姿になってるかと思いきやｐｇｒ
ベルト着けて怪人になれるんだったらハローマックは怪人の宝庫だお

しかし洗脳はちょっと怖いお、戻ってくる前に逃げちゃうお、よっこらセックス」
ｶﾞｷﾝｯ

（　＾ω＾)「あら？簡単に手枷が壊れたお。こんな不良品で繋いでおくとかお話にならんお
さっさと逃げるお⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ブーン」

（　＾ω＾)「ふ〜、ここまで来れば捕まらないお。
・・・それにしてもあいつら何だったお、怪人に改造とか言ってたけど・・・
勝手に改造とかされたらたまらんお・・・久米田先生に怒られるお・・・」

ﾄﾞﾝｯ

（　＾ω＾)「あいたっ！ご、ごめんお、前方不注意でごめんお
ブーンのフローラルな体臭が思わず鼻に入っちゃってごめんお」
ζ；´Д｀)ζ「あ、いえ、こちらこそごめんなｓ・・・」・・・Σζ ｀Д´)ζ

ζ*｀Д´)ζ「な、内藤じゃないの！謝って損したわ！きちんと前見て ブーンしなさいよねっ！」
（；＾ω＾)「ご、ごめんお、ちょっと考え事してたお・・・」
ζ ｀Д´)ζ「まったく・・・ぶつかったのが私だったから良かったものの・・・」

（　＾ω＾)「どうしてﾂﾝにぶつかると『良かった』になるお？」
ζ；｀Д´)ζ「えっ？」
（　＾ω＾)「ﾂﾝはブーンにぶつかられてうれしかったのかお？」
Σζ*｀Д´)ζ「ちちち違うわよっ！内藤が車とかにひかれなくて良かったっていう意味で・・・」
（　＾ω＾)「ﾂﾝはブーンにぶつかってうれしがってるお〜ヘンタイさんだお〜逃げるお〜」
ζ；｀Д´)ζ「ちょ、ちょっと待ちなｓ」


⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ブーン

帰宅後

（　＾ω＾)「なんと！捕らわれの身になってから土日を挟んで三日が経過してるお！
あ〜貴重な二連休が訳のわからん連中に潰されてしまったお〜ｴｳﾚｶがあああｶﾞｯｼｭがあああ・・・」

（　＾ω＾)「気を取り直して学校の時間だお。それにしてもあんなに早い時間に登校とはﾂﾝはまじめだお、反吐が出るお
さ、そろそろ出ないと遅刻してしまうお、急ぐお」

⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ブーン

高瀬「あ、内藤君っ、おはようございます」
（　＾ω＾)「あら高瀬さん、奇遇だお、いつもはこんな時間には出ないお？」
高瀬「うん、今日はちょっと寝坊しちゃって・・・お弁当自分で作ってるから早く起きないといけないのにね」
（　＾ω＾)「え、お弁当自分で作ってるのかお。すごいお、すごいお」
高瀬「そ、そんな・・・すごくなんてないよ、朝ごはんの残り物とか結構入れたりしてるし・・・」
（　＾ω＾)「すごいおーすごいおー高瀬さんはやりくり上手さんだね、いいお嫁さんになるお」
高瀬「えっ・・・そそそんな・・・お嫁さんだなんて・・・」ポッ

（　＾ω＾)「でもきっとブーンの方がいいお嫁さんになるお」

高瀬「え？」
（　＾ω＾)「ブーンの方がいいお嫁さんになるって言ったお」
高瀬「でも内藤君はおとｋ・・・」
（　＾ω＾)「男がお嫁さんになったらいけないお？
ひどい人権侵害だお、男女差別だお、高い所から見下してるお、涼しい顔して心の中では他人をゴミクズだと思ってるお」
高瀬「そ、そんなことっ・・・」

（　＾ω＾)「ないって胸を張って言えるかお、高瀬さんは可愛くって素敵で人当たりが良くてお嫁さんにしたい候補TOP３
に入ってて
清楚で可憐で同じクラスで正直ラッキーとか草原の爽やかな風とか正直気になりまくりんぐｗｗｗｗな子とか思ってたけど
中身はグログロのネチャネチャのギトギトのヘドロだお、腐りかけのミカンだお」
高瀬「・・・・・・・・・・・」

（　＾ω＾)「発言には気をつけるお、じゃあブーンは先に行くお」

⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ブーン

高瀬「・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ！！１１！」ﾎﾞｯ（←悪口部分聞いてない）

（　＾ω＾)「あー今日も糞つまらない授業が始まるお、帰ってハピマテ のCDエンドレスで聞き続けたいお」
(　;;ﾟжﾟ:;)「お、おい内藤、今日もツンさんのブラ紐透けてるなハァハァ」
（；＾ω＾)「うはｗｗｗあんな女のブラ紐で欲情とかｱﾘｴﾅｻｽｗｗｗｗｗ」
(　;;ﾟжﾟ:;)「ﾂﾝさん付き合ってる人とかいるのかなぁ、好きな人とかいるのかなぁ」
（　＾ω＾)「蓼食う虫も好き好きとはよく言ったものだお、人としてどうかと思うが応援してるお」
(　;;ﾟжﾟ:;)「お、おう、なんとか頑張ってあのナイスバディをゲットしてみせるぜウヘヘ」

ζ；｀Д´)ζ「（←地獄耳だから聞こえてた）・・・明日から透けないようにしよ・・・
それにしても内藤のやつめえええ、人の事を雑草扱いしてえええ、後でクラスの女子全員でいじめてやるううう」

（　＾ω＾)「（苦痛な一時間目もあと十五分・・・・・・）」

どどおおぉぉぉんんん・・・・・・

（　＾ω＾)「な、なんだお？どこかでがすばくばく、がすばくばす、がすばくはく、ガス爆発でも起きたかお？」

ザワザワザワ

先生「あーちょっと見てくるから各自自習しているように」
(　;;ﾟжﾟ:;)「やったぜ自習だってよー、内藤内藤、これ、スコラ見ようぜスコラ」
（　＾ω＾)「ちょｗｗｗスコラかよｗｗｗｗｗﾇﾙｽｗｗｗｗｗ」

高瀬「ね、ねえ、あれ・・・何だろう」
女子１「？グラウンドに変な人がいるね、あはは蜘蛛のかぶりものしてる、面白ーい」
女子２「えーどれどれ？あはははは本当だ、恥ずかしくないのかなあんな格好で」
(　;;ﾟжﾟ:;)「お、おい不審者が敷地内に侵入してるぞｗｗｗ面白くなりそうだなﾌﾋﾋ」
ζ ｀∀´)ζ「あ、先生が駆け寄ってったわよ、追い出すんじゃない？」
高瀬「どきどきどきどきどき」

（　＾ω＾)「うお・・・いかんお」
ζ ｀Д´)ζ「内藤？」
クモ男「シャー」

ｽﾞﾊﾞｯｯｯ

女子１「キャーーーーーー！！！１１１！１」
女子２「ああああっっっ先生！！１１！１」
(　;;ﾟжﾟ:;)「先生の首が吹っ飛んだ！」
高瀬「・・・・・・くらっ」ﾊﾞﾀﾘ
(　;;ﾟжﾟ:;)「高瀬さんが倒れた！」
ζ；´Д｀)ζ「え？え？これ映画か何かの撮影とかじゃないの？」
(　;;ﾟжﾟ:;)「ﾂﾝが混乱した！」

（　＾ω＾)「はぁっはぁっ・・・・・・あ、あいつを一目見ただけどわかったお、奴もブーンと同じ・・・・・・」
ζ；´Д｀)ζ「どうしたの内藤！具合でも悪いの！？」

戦闘員１「イーッ!」
戦闘員２「イーッ!イーッ!」

男子１「着ぐるみ男のほかに黒タイツ男がいっぱい沸いたぞ！」
男子２「うわ！学校を囲んでるんじゃないのか！？」
(　;;ﾟжﾟ:;)「ブフォァッ！授業なくなって喜んでたのによぅぅ」
（　＾ω＾)「あ、あの時聞いた声は戦闘員の声だったのかお、うは・・・萎えりんぐぅ・・・」

女子１「きゃーーーー学校の中に入ってくるわよっ！！」
女子２「ど、どうしようっ！あたし達逃げられないんじゃない！？」

(　;;ﾟжﾟ:;)「俺たち全員皆殺しにされるんじゃぁ・・・」
（；＾ω＾)「ば、ばかそんなこと言ったら」

うわああ死にたくないいぃぃ！！１１１！１逃げろおおううう！！！１！１
いやだいやだお家に帰るウウウウっっっ！！１１！！！！

（　＾ω＾)「ほらパニックになったお」

（　＾ω＾)「みんな我先に逃げてったお」
(　;;ﾟжﾟ:;)「俺たちも逃げようぜ
・・・・・・？
おい内藤、どうした固まっちゃって、おしっこか」
ζ ｀Д´)ζ「あたしたちも急がないと殺されるわよ！」

（　＾ω＾)「大野は高瀬さんを頼むお、気絶してるからおぶってってほしいお」
(　;;ﾟжﾟ:;)「女子の体にタダで触れるチャンスだから喜んで引き受けるさ任せとけ」
（　＾ω＾)「おまｗｗｗ前半部分の本音ｲﾗﾅｽｗｗｗｗｗ
よし、じゃあ良く聞くお、大野達は外じゃなく屋上に逃げるんだお」

(　;;ﾟжﾟ:;)「なんで？校内だと見つかるんじゃぁ・・・」
ζ ｀Д´)ζ「そ、そうよ！急がないとあたし達だけ殺されちゃう！」

（　＾ω＾)「・・・・・・ﾂﾝ・・・・・・」
ζ；´Д｀)ζ「な、なによ・・・」

（　＾ω＾)「これはブーンの一生のお願いだお」
ζ；´Д｀)ζ「え・・・？」

（　＾ω＾)「ﾂﾝには生き続けてほしいお・・・・・・
好きな人と恋をして結婚して子供を生んで・・・・・・
喧嘩はするけどすぐ仲直りして・・・・・・
そうこうしてると孫が生まれてひ孫が生まれて・・・・・・」

（　＾ω＾)「そんな幸せな一生を過ごして欲しいから」
ζ；｀Д´)ζ「な、なに言ってるのよっ何だか変よブーン」

（　＾ω＾)「頼むおﾂﾝ、訳は聞かないで・・・」
ζ*｀Д´)ζ「わ、わかったわよ！屋上に行けばいいんでしょっ！ほら大野！」
(　;;ﾟжﾟ:;)「お、おう、屋上だな」
ζ*｀Д´)ζ「内藤もちゃんと逃げなさいよ！

・・・・・・こんなとこで死んだら許さないんだからね」
（　＾ω＾)「当たり前だお、百も承知の助だお」

（　＾ω＾)「ﾂﾝ達は行ったか・・・
着ぐるみ男の狙いは十中八九ブーンだお、だからブーンが捕らえられれば屋上になんて用は無いお」

（　＾ω＾)「さて、行くかお」


ｽﾀｽﾀｽﾀ

（；＾ω＾)「うあ・・・・・・ﾂﾝ達を屋上に行かせて正解だお
玄関前は地獄絵図だお、逃げようとしたクラスのみんな・・・うっ、正視できないお」
戦闘員３「イーッ！」
戦闘員４「イーーッ！」
クモ男「シャーーッ！」

（　＾ω＾)「お、お前たち・・・ブーンはもう怒ったおおおおおおおお」

ブオオォォォン（；＾ω＾)「ベルトが！？」
（　＾ω＾)「おおおおお変身！！！！！！１」



�煤i　○ω○)「仮面ライダーホライゾン・・・・・・見・参」
(↑マフラー)

�煤i；○ω○)「ハッ！勝手に体が動いて・・・こ、これは一体」

ﾅﾚｰﾀｰ『説明しよう！怪人としての改造を施された内藤は、怒りゲージがマックスに達した時、
変身の掛け声と共に仮面ライダーホライゾンへと変化するのだっ！』

�煤i　○ω○)「そ、そんな、この身体・・・」
�煤i　○ω○)「・・・・・・ブーンはもう普通に人間じゃぁなくなってしまったのかお
ブーンも怪人の仲間入りだお、着ぐるみ男第二号だお」

�煤i　○ω○)「でも・・・身体は怪人でも、心は・・・・・・心は人間だお！！」


クモ男「キシャシャアアァァァッ!!」
�煤i　○ω○)「食らうお！怒りのホライゾオォォンライダアアァァァキイィッック！！！！」

・・・・・・ドォォォォン・・・・・・

ζ；´Д｀)ζ「ね、ねえ、下からまた爆発の音がしない？」
(　;;ﾟжﾟ:;)「ああ、ちょっと待ってﾂﾝ・・・・・・静かになったんじゃないか？」
ζ；´Д｀)ζ「侵入者達帰ったのかしら、ブーンは大丈夫よね？」
高瀬「う、ううん、ハッ！ここは・・・な、内藤君は！？」
ζ ｀Д´)ζ「内藤を捜しに行きましょっ急いでっ！！」



ζ；´Д｀)ζ「内藤ー！内藤ーーーっ！！」

ﾅﾚｰﾀｰ『・・・・・・場所は学校向かいのビル屋上・・・・・・』

（　＾ω＾)「あ、ﾂﾝ達がブーンを捜してるお、もう敵はいなくなったから動いても安心だお」

（　＾ω＾)「・・・・・・ブーンが学校にいると、第二第三の着ぐるみ男がやってくるお
だからブーンは去らないといけないお、みんなと別れるのは正直つらいお・・・・・・」


（　＾ω＾)「ごめんねﾂﾝ、君はもちろん、君の子供や孫が平和に暮らせる世になるまで・・・・・・さようなら」







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　FIN